福岡坐禅道場のホームページを移転
https://ningenzen.org/free/fukuoka
永い間、親しんで下さった福岡坐禅道場のホームページは、令和2年10月26日から、装いを一新して人間禅のホームページ内に移転しました。今後ともご愛顧を下さいますよう、お願い致します。
大濠の紅葉が色づき始めました 2.9.19
10月17日から、コロナをかいくぐって摂心会を開催することになりました。大濠公園の例会も、毎週坐禅三昧が続いています。こ
の修行者の精進ぶりとは、何の関係もないのですが、大濠日本庭園の紅葉が一気に色づき始めました。
9月19日の坐禅例会の朝、雨戸を開け放ったらピンクに染まった紅葉が目いっぱいに迫ってきました。写真は眩しい朝日を浴びて、少々白っぽく映りましたが、優しい薄紅色です。
どうそ、紅葉狩りを気取りながら坐禅例会にお越し下さい。
第24回摂心会を延期します 2.8.10
コロナの蔓延ぶりを注視して来ましたが、8月29日からの第24回摂心会を延期せざるを得ない、という結論に至りました。
新日程は令和2年10月17日(土)に結制し、21日(水)に円了いたします。皆様におかれましては、コロナ対策に万全の注意をなさって健やかにお過ぎしになり、10月17日にお会いできますよう、念じております。
精一杯の坐禅例会 2.6.20
炎天下にも涼しげに 純白の百日紅 2.8.8
大濠日本庭園の裏木戸をくぐって見上げた先に、百日紅が綿帽子のような白い花をつけています。照りつける炎天にも、素知らぬように涼やかです。コロナ収束が早ければいいですね。
体温測って、手指消毒して、マスク着けて、間隔とって………。
考えられることを全てやった上で、雨戸を仕舞い、庭に面した障子を開け放して坐禅をしました。
梅雨の晴れ間の6月20日。「命の共存」を重々しく感じました。
さあ、ご一緒に坐禅三昧と参りましょう。お待ちしています。
(写真は福岡市・大濠日本庭園の茶室で)
6月10日の日没 明日は梅雨入りらしい
小高い丘の向こうの玄界灘に、夕陽が雲間から顔を出したり隠れたりしながら沈んで行く。
早苗のわき道を犬に引かれた散歩人が、会釈を交わして行き過ぎる。人々は静かだが、しっかりとコロナを乗り越え始めたようだ。福岡坐禅道場にも2週続けて、新しい修行者が来るという。脚を組んで、呼吸を整え、自らの本当の姿を探すのが坐禅修行だ。
明日からの雨がコロナウイルスを流し去ってくれればいいな。
帰家穏坐 2.6.1
深い悟りを問う禅問答の公案の一つです。揮毫したのはウイーンで書道を指導している、福岡出身の女性書家。こだわりや衒いが一切消え去った「平常心是れ道」の境涯そのままです。
コロナのせいで、長く帰国していない彼女ですが、Facebookで
「頑張ろう!」の想いを伝えてくれました。坐禅例会の再開に向けて大きなエールになりました。
お家坐禅に真剣です 2.5.9
コロナウイルスの不気味な影におびえながら、毎週の坐禅例会再開に向けて手順を検討し始めました。勿論、少しでも不安があれば強行しませんが、心待ちにして下さっている新規の来堂者もいらっしゃいますので、いつでも再開できるよう、まず明日にでも座布団干しから始めようと思っています。
という訳で道場に集まれない間、各自で行っている”お家坐禅”も真剣さが増してきました。写真は若い修行者の坐りぶりを自撮してもらたったものです。パジャマ姿で失礼しますが、坐相は堂々たるものです。
みなさんとご一緒に坐れる日を心待ちにしております。合掌
坐禅例会は当分休止しています 2.4.18
新型コロナウイルスの感染爆発で坐禅例会ができません。自宅で朝の独り坐禅をした後、妻を誘って海岸まで散歩しました。
外出自粛要請で行き場を失った人たちが岸壁で、釣り糸を垂れています。「三密を避けて、キチンと2メートル以上の間隔を保っているぞ」と妻に言ったら「釣り糸が絡むから離れているだけでしょう!」と一笑されました。
なんでもコロナウイルスのせいだと考えてしまう昨今です。
ことしも いいことありそうな 2.1.1
令和二年の元旦も玄界灘の入り江にある、小さな社に初詣しました。春のような陽光の下、寄せては返す波はとても穏やかでした。
今年もきっと、いいことがありそうです。日々是好日と過ごしてまいりましょう。
受験生に座禅会を解放中! 1.11.11
もし受験を前にムシャクシャが収まらない時があれば、もし自信が揺らぎ始めた時があれば、人間禅の坐禅会に自由に参加なさって結構です。
「受験生です」とおっしゃれば、坐り方をお教えして1時間余りの坐禅に浸っていただきます。もちろん参加費は無料です。保護者の承諾をもらって、お越しください。
50年前の受験生から、エールに変えた老婆親切です。
開催は大濠公園日本庭園で毎週土曜日午前9時から。
春日市のクローバープラザで日曜日の午後2時からです。
モンタナ州の小さな町から 1.10.8
アメリカに長く在住している、福岡市のエンジニアーが町の坐禅道場の様子を送ってきました。壁に向かって坐ってる人もいらっしゃるようなので、曹洞宗の指導を受けてるのでしょうか。
静寂で真剣な空気が伝わってきます。外はもう雪らしいです。
「夏の夜の法話会」は茶室で 1.9.1
老師の周りを修行者がグルリと取り囲んで、禅の心を聴聞しました。2.500年前のお釈迦様は、こんな風に説法したのか、と思わせるような空間でした。夏未だ去らざる9月1日、素敵な夜でした。
(大濠公園日本庭園の離れにて)
今年も、夏を締めくくる「法話会」を行います。
福岡道場担当師家の金峰庵老師が、坐禅修行の道のりを説きます。令和の現代にも新鮮な魅力を放つ禅。金峰庵老師の一言一言を通じて、人間形成に目覚めていただきましょう。参加費は500円。
9月1日午後3時半から。大濠公園日本庭園の茶室で開催します。
いつもこうなってしまう 1.7.7
七夕さんに短冊を書けば漢字の4文字熟語になってしまう。この世界に落込んで二進も三進もいかない。
坐禅なんて糞っ喰らえ!と悟れぬ亭主を無視している妻は、孫がメールでよこした、叶いもしない願掛けを次々と代筆してご機嫌。
今夜は何とか降らないとそうだ。天空のお二人がお幸せに。
悟れんうちは死ぬ訳にいかん 1.7.3
年金のお世話になっている当方、2.000万円もは作れっこないので省エネカーテンをテラスに作りましたが、連日の雨で蔓が伸びません。灼熱の太陽がやはり必要なのです。(文は写真の下に続く)。
さて年金家庭と言えば、福岡坐禅道場では最近、高齢者パワーが萌えています。6月23日まで行われた第21回摂心会では、働き盛りに混じって続々と参加し始めたのです。
老師のご提唱を聴聞するかと思えば、腰をさすりながら参禅する爺様、婆様。「悟れんうちは死ぬ訳にはいかん!」のでしょう。
お釈迦さまのイヴ 31.4.6
お釈迦様のお誕生日は4月8日です。もちろん盛大にパーティをするのですが、今年はみんなが4月6日に集まるというので、イヴのお祝いにさせていただきました。
花御堂を囲んで「誕生会和讃」を唱え、甘茶を差上げました。修行者もお相伴して、和やかな一日でした。
福岡道場・大濠日本庭園の坐禅例会は毎週土曜日午前9時から、
春日の例会はクローバープラザで日曜日午後2時からです。
摂心会はお茶会で打ち上げました
第20回の福岡支部摂心会は、2月16日に円了しました。「充実した1週間だった」と言いたいところですが、心は高揚しっ放しで、体はぶっ倒れる直前、と言った状態で打ち上げです。坐禅堂に急造した茶室で、老師と一緒にいただく一服が、至福です!
法話会にお越しになりませんか 32.1.31
第20回摂心会の2日目・2月10日午後3時から金峰庵稲瀬光常老師の「法話」があります。市民の皆様にも開放して禅の心を易しく説くものです。今回は臨済和尚が遺された、有名な語を味わいます。法話の後は希望者に坐禅をご指導します。
参加ご希望の方は、予約の電話をお願いします。
去り行くあなたに、贈る言葉 31.1.19
新春早々、道友が転勤していくことになりました。いつも寡黙で閑かに坐る人でした。7年半に及ぶ福岡勤務を終えた日も、「それではお先に」と一言いい残して道場を去って行きました。
送る側も、いつも通り一緒に坐り、合掌して送っただけでした。
平成31年 明けましておめでとう 31.1.1
玄界灘を望む社に詣でました。波しぶきを下に聞きながら、初坐禅をしました。
寒風の庭に、蠟梅が咲きました。元旦を待っていたかのように。
平成30年は、応援いただいてありがとうございました
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