仏は常にいませども

仏は常にいませども

現ならぬぞあはれなる

人の音せぬ暁に

ほのかに夢に見えたまふ

 (「梁塵秘抄」より)

 ありがたい仏様も、あまりに「うつつ」すぎるのはどうかと・・・どうしても俗なものを感じて仕方ありません。

  神秘を語らず迷信を説かないのが私たちの立場ですが、仏様にはもう少し控えめでいてほしいものです。(霊峰)