「紅炉(上)一点雪」、真っ赤に炭がおこった炉の上に舞い落ちるひとひらの雪片。雪を煩悩と見るなら、「堅固な道心の前では、煩悩などこの雪のように一瞬にして消え去る。」という意味になりますが、これでは深みがないような気がします。
むしろ雪を我々の存在そのものととらえ、「生きるも死ぬもサラリといきたいもの・・・」という解釈のほうが馴染みますね。「逡巡するなかれ。疑義するなかれ。」です。(霊峰)
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