渋い柿ほど甘くなる 30.11.28
柿を剥いて、ベランダの布団干しに吊るしていいます。年末には甘くなるので、お正月のしめ縄と一緒に飾ります。
さて、この干し柿は渋いものほど甘く仕上がるそうです。これを例えて、禅の修行者は煩悩が多いほど深い悟りを得ることが出来るといわれます。
精進!精進!です。
紅葉の下で坐りました 30.11.24
大濠日本庭園の紅葉が真紅に染まっています。ぐっと冷え込んだ11月24日の朝は、坐禅堂にも華やかな陽光が差し込みました。
あすは相撲も千秋楽。最後の秋の日を惜しみつつ坐りました。
「数息観のすすめ」を読む 30.11.22
大濠日本庭園の土曜日例会で、今年いっぱいは「数息観のすすめ」という小冊子を読むことになりました。早速、24日の例会からスタートします。
数息観とは、息を数える観法です。脚を組んで姿勢を正し、心を整えて自分の呼吸を数えます。呼吸を数えることだけに集中して、一切の念慮を棚上げします。考える脳を働かせないわけです。
人間禅の創始者である耕雲庵立田英山老師の口述をまとめた冊子ですが、禅の修行者には必読の書です。年内に熟読玩味して、新しい年から皆さんと一緒に、正しく、美しく坐ろうと思います。どなたでもご参加ください。
恒例「夏の終わりの法話会」 30.7.30
福岡道場恒例の「夏の終わりの法話会」を今年も8月26日に開催します。
福岡道場を指導下さっている金峰庵稲瀬光常老師が「合掌のこころと禅」と題してお話をなさいます。禅者同士が、毎日交わす合掌には、どんな禅のこころが込められているのでしょう。難しい世を颯爽と生きるためのヒントがあるに違いありません。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
なお法話が終わった後、修行者は一人ずつ老師のもとに参じて個人指導を受けます。禅家特有の参禅です。事前に許可をいただいた者が参加しますが、初めての方も修行の輪に加わって一緒に坐禅をすることはOKです。会場でお申し出ください。
会場は福岡市中央区荒戸の天理教福岡教務支所をお借りして、開催増します。事前に申し込みを下さるようお願いします。
ボランティアもままなず… 30.7.26
ジリジリと気温が上昇して35℃を超えると、引きこもり以外に手がなくなります。ここ数日の様子を見かねた家族にせっつかれて、奇岩の渓谷を尋ねてみました。
木漏れ日優しい水辺で、やっと我を取り戻した一日でした。