摂心会は本格修行の場 老師に参じます
摂心とは「心を摂(おさ)める」、すなわち心を一つところに集めて拡散させないという意味です。摂心会では仏道を成就されたお釈迦さまを想い、文字通り心を集中させて修行三昧の毎日を過ごします。日常の俗事を離れ、ひたすら座禅や作務に励むことは、他では得られない貴重な体験です。
また、摂心期間中は一人ずつ老師の室内に伺い、修行の成果を見ていただく機会が毎日3回あります。これを参禅と言います。摂心会のことを「参禅会」と言うことがあるのはこのためです。
参禅は座禅や作務同様「禅」の中核であり、求道の要(かなめ)となるものです。
第24回摂心会は10月17日から21日です
第24回摂心会の開催を慎重に検討しておりましたが、令和2年10月17日(土)に結制し、21日(水)に円了することを正式決定しました。摂心会に参加を予定していらっしゃった方は、改めてご準備下さいますよう、お願いいたします。
摂心会は本来、道場に詰めて雑念妄想を棚上げし、本当の自己を掴む集中修業期間です。私たちの居士禅は、社会の中で修行するのが基本ですから、道場から仕事に通いながら修行することになります。それも難しい修行者は自宅から仕事に通いながら、時間を見つけては短時間でも道場に駆け込んで坐ります。
摂心会二日目の10月18日には法話会があります。
午後3時から1時間の予定ですが毎回、禅に触れてみたいという初心者の方が多くお越しになります。福岡坐禅道場の指導者である金峰庵老師が禅の心を易しく説きます。ご遠慮なくお問合せ下さって、お越し下さい。
摂心会はどなたでも参加できます。
お問い合わせ・予約申し込みは下記にお願いします。
☎090-2582-3891(松川 白堂)
090-5949-1863(久木田寶州)
090-5284-8426(峰 閑雲)